みなさん、仮面ライダーアマゾンズ観ました?
僕はもう第1話を観て興奮が冷めやらないので、第2話の配信を目前にアマゾンズの興奮を反芻する意味を込めてレビューを書いてみたいと思います。
仮面ライダーアマゾンズとは
仮面ライダーアマゾンズは2016年4月1日より、Amazon プライム・ビデオで配信が始まった平成仮面ライダーシリーズです。
公式サイトより
仮面ライダー45周年記念プロジェクト。最大級の衝撃が、いま幕を開ける。
2016年4月、45周年を迎える仮面ライダーシリーズ。
『仮面ライダーアマゾン』(1974)。
仮面ライダー第4作にして、シリーズ最大の異色作が、平成ライダーを築きあげたレジェンドスタッフ × 最強アクションチームによって完全新生! Amazon プライム・ビデオを舞台に、仮面ライダーの新たな歴史のページを斬り開く。悠と仁、養殖と野生。
対照的な2人の“アマゾンライダー”を中心に、様々な登場人物の思惑が交差し、謎が謎を呼ぶストーリー。そして、映画を越える次世代の映像への挑戦。
いま、仮面ライダーと映像の歴史が変わる。
オリジナルのアマゾンも昭和仮面ライダーシリーズとしては異色な作品で評価も大きく分かれるところですが、今回なんと会社名つながりでリアル企業のアマゾンと提携の上、当面はAmazonプライム・ビデオで独占配信されるとのこと。
第1話レビュー
で、第1話はどうだったの?ってことなんですが、端的に言えば、とにかく続きを観たくて仕方がありません。
導入の害虫駆除のチームが登場するところだけで、今までの平成仮面ライダーとはどこか違うという印象です。
害虫駆除のフリをしてアマゾンというこの世界で言う怪人を倒しに行っているという設定なのですが、白い害虫駆除チームが建物内に入った時点で一転、軍隊的に動き始めるところ、緊迫感があってかなり好きです。
ここら辺のシーンもあまりネタバレだと思われるといけないので多くは語れないのですが、最初にご近所さんに捕まって外で世間話している三崎一也(勝也)の、とぼけた感じから一転真面目になって「うぃ」のセリフがかっこいい。ワイルドにショットガンぶっ放すとこのギャップたまらないっすね。
野座間製薬という製薬会社が、この作品でアマゾンという怪人が存在することへのキーポイントになっているんですが、本部長 水澤(加藤貴子)と加納(小松利昌)のいるシーンの絵が美しい。
この作品、明らかに子供向けではありません。
その後に鷹山仁(谷口賢志)の登場シーンもありますが、足元だけのショットから俯瞰のように上から撮影するシーンにつながって、一切顔を映さないという引っ張りから、水澤美月(武田玲奈)の制服の足元から謎の豪邸、不思議な食事を摂る謎の青年 水澤悠(藤田富)の登場シーンの流れも、ワイルドな絵からモノクロに近いクリーンな絵の対比が良いです。鷹山と水澤の存在の違いがすごくよく伝わる絵作り。
その後は海外ドラマを彷彿とさせる、ウォーキングデッドさながらのホラーシーン。
これ子供が観たら軽いトラウマになるんじゃないかと思っちゃいますが、意外に昭和の特撮物ならこのくらいちゃんとした怖さを見せていましたよね。
最近はテレビ局やスポンサーがクレームを恐れているのか、薄っぺらい表現しかしないことが多いですが、この作品は今の所Amazonプライム限定なので、きちんとした恐怖を表現してくれています。
その後の駆除班7人がひとつのコタツで雑魚寝してるところとか、鷹山がロッキーばりに生卵激飲みしているところとか、ちょっと面白いシーンを挟みつつ、第1話ではとにかく謎の上に謎を残して終わります。
他にも語りたいところはあるんですが、あまりネタバレしてもアレなので。
とにかく、映像にもこだわって大人が楽しめる仮面ライダーだと思います。
第2話がどうなるのか?! 楽しみで仕方ありません!