みやび☆りゅうの「わたくしスタイル」

エンタメ系Webライター兼、新米パパの雅龍(みやび☆りゅう)がお届けする、様々なこと。

パナマ文書に起因する、脳内再生のヴァンヘイレン化について

今、気になる話題と言えば何を差し置いてもパナマ文書であろう。

 

日本政府もこの問題に対して調査追求すべきであるはずだが、なぜか及び腰な態度に見えるのは穿ちすぎだろうか。いや、日本企業の名前も多く挙げられている時点で、これまでの消費増税の路線が揺らぎかねないスキャンダルではないかと推測している。
そして世界に激震が走ったこのリーク情報で、また新たな問題が発生している。 

toyokeizai.net

 ごく個人的にだが……。

 

 それは、脳内再生という問題である。

 

皆さんはCMで流れた曲などが耳について離れず、何をしていても、いつでも、明け方の街、桜木町で、こんなとこに合うはずもないのに、頭の中に音楽がリピート再生する経験をしたことはないだろうか。

私は、かなり多い。

というか、日替わりくらいでバズるヘビロテ楽曲が存在する。
春の朝の爽やかな風を受けながら脳内でヘビーロック、例えばメタリカやスレイヤーなどのスラッシュメタルなんかが繰り返しリピートされる状況は、ある意味清々しい。
下手をすれば口ずさみながらヘッドバンギングしそうな瞬間がたまらなく心地よい。
まさに春の朝という感じだ。
冬の間はこれが「本能寺の変」であったことは、何か寒さの中に炎を求めるロックな感情が関連しているのかも知れない。

 

そこで本題なのだが、最近ニュースをチェックしようとするたびに流れる曲がある。
それはヴァンヘイレンのパナマという曲だ。


Van Halen - Panama

1980年代の曲がこれほどまでに頭の中に鮮明に流れることが、かつてあっただろうか。

たまたま私が昔ギターを弾き始めた頃によく練習に使ったリフがこの曲だったという理由で、かなりの回数を聴いたことが大きく起因しているのだろうが、ちょっと待って欲しい。

パナマ文書が流出するまで、脳内再生のベストテンにも入ったことのなかったこの曲が心のベストテン第1位に及びそうなほどの影響力を持って捲土重来してこようとは夢にも思わなかった!

この脳内再生(脳内リピート)の仕組みについては科学的にもよく分かっていないらしいが、そのメカニズムが分かろうが分かるまいが繰り返されてしまうことには変わりない。馬の耳に念仏の逆バージョンとでも言おうか。
まったく余計な脳の機能だと思う。

ただ、まったく推論しないのも癪なので、ちょっとだけ考えてみたのだが
脳が発達する時には異なる機能を持つ回路同士がシナプスを形成してつながり合うという状況に関連しているのではないだろうか。
本来、聴覚の情報には言語的な情報は含まれておらず、その多くは経験から得たもの、敵の近づく足音や、水が近くに流れる音、大きな風の音などであったのだろうと思う。
そこに人間などの動物は、発声という機能を持ったことで、聴覚を通じてコミュニケーションを行うという機能を得た。
それは、従来の五感を超える情報量であったのであろう。
音の持つ空気の振動周波数と、その組み合わせを記憶することで人は言語を社会的なコミュニケーションツールとして発展させてきた。

そこで音楽、特にヴォーカル曲は非常に多くのシナプスを人に要求するのではないかと思われる。

リズム、メロディ、歌詞、それらは単にそれぞれの記号として存在するものではなく、それら全体で意味を持つ存在となるため、脳の中のシナプス形成に対して大きな影響を与え、一度その回路に刺激を受けると他の多くの情報系に信号が流れるようになり、回路を閉じようとしても自発的に閉じることが容易ではなくなってしまうのではないかということだ。

また、そうした大きな関連性を生み出す記憶はインデックスも多く、様々な情報と関連付けされるため、今回の「パナマ」という一言と、ニュースへの興味が脳内の信号経路を流れると、自動的に関連した曲が再生されるという仕組みだ。

私によって今後の研究が進めば近い将来これらの謎も解明されるのではないかと思われるが、いかんせん私は脳科学者どころか、研究職でもない一般のネットウォッチャーなので他の方による解明を待つしかない。

最後に私が言いたいのは、脳内リピートの再生を止めるには、その曲を実際に聞いてしまうか、その想起させるワードなどを目にしないことだと思う。

なので、早くこのパナマ文書に関する状況が明らかになって、日本のトリクルダウンを阻害し、海外に多額の預金をした悪者たちに、正義のマーシャルアンプをぶつけて欲しいものである。

 

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