みやび☆りゅうの「わたくしスタイル」

エンタメ系Webライター兼、新米パパの雅龍(みやび☆りゅう)がお届けする、様々なこと。

ハリウッド版「攻殻機動隊」のトレーラーがすごい!

透明人間になれたら何をしたいですか?

どうも、孤高のB型ブロガーみやび☆りゅうです。

 

以前から噂のあったハリウッド版「攻殻機動隊 Ghost in the Shell」の予告トレーラーが先日発表されました。しかも2分16秒と長めの尺で、イメージ映像のレベルを超えて映画の雰囲気が伝わってきます。

映画製作発表時からいろいろと不安が囁かれていた本作ですが、そのトレーラーの出来はいかがでしょうか?

スカーレット・ヨハンソン主演で2017年4月日本公開予定の本作、まずはトレーラー映像をチェックしてみましょう。

 Ghost in the Shell ファーストトレーラー

こちらがParamount Pictures公式のトレーラーです。

難しいことは言いません。まずは観てみてください。


Ghost in the Shell Trailer (2017) Official Trailer - Paramount Pictures

 

いかがでしょうか。

スカーレット・ヨハンソンの裸体がなんでこんな変なの? と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、これは義体を表現したものです。

攻殻機動隊の世界観は圧倒的なそのSF的な設定が巡らされていて、義体化もその一つ。脳髄を加工し機械と一体化できる電脳化が施された人間は人工の身体、いわゆる義体を操ることが出来る設定です。

主人公、草薙素子はその義体使いの名手という設定で、身体が人工物のためその質感を表したものかと思われます。

 

また、この攻殻機動隊の設定で有名かつ重要なものが「光学迷彩」。

可視光線の帯域の電磁波をコントロールすることで、光学迷彩されたものがあたかも存在しないかのような視覚情報を与える技術で、攻殻機動隊の世界では軍隊に準ずる組織にのみ使用が許可された装備です。

トレーラー内でも透明人間と戦っているかのようなシーンがありますが、これが光学迷彩です。

 

その他今回のトレーラーから見られる内容を説明するために、wikipediaから引用させていただきます。

 

攻殻機動隊とは

攻殻機動隊』(こうかくきどうたい、英語タイトル:GHOST IN THE SHELL)は、士郎正宗による漫画作品。ジャンルとしてはSF(パラレルワールド含む)に属する。

攻殻機動隊のロゴ

この作品を原作とする劇場用アニメ映画が1995年に公開され、またテレビアニメ作品が2002年に公開された。士郎正宗の原作版・押井守の映画版・神山健治のS.A.C.・黄瀬和哉冲方丁のARISEでは、時代設定や主人公草薙素子のキャラクター設定、ストーリーを始め多くの相違点があり、それぞれが原作を核とした別作品といえる。その他、小説ゲームなどの派生作品が展開されている。

 

時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイドバイオロイドが混在する社会の中で、テロ暗殺汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。

攻殻機動隊 - Wikipedia

 

これまで映像化された物をざっくり説明すると、押井守監督の映画は士郎正宗さんの原作を圧倒的な映像美と幻想的な雰囲気で魅せた作品。

神山健治監督のテレビアニメS.A.C.シリーズは、士郎正宗さんの原作の刑事物の謎解きやアクション性にフォーカスした上で、テーマ性を持って描かれた作品。

黄瀬和也監督と冲方丁さんのOVAシリーズARISEでは原作をベースとした派生作品と言えます。

そして、今回ハリウッドで初めて実写化ということになりました。

 

トレーラー映像を観て

今回のトレーラー映像を観て読み取れることをいくつか挙げさせていただきます。

まず、冒頭の映像は押井守監督の映画でも神山健治監督のSACシリーズでも冒頭に使われている有名なシーン。

高層ビルから降下する草薙素子はやはり外せないシーンでしょう。

その後に出てくる花魁のような芸者は、神山健治監督のSACシリーズの1話で描かれているシーンをベースにした物と思われます。義体などの説明含めアクションの見せ場、導入としてはとても良いのではないかと思います。

 

その他、とにかく映像の作り込みがすごい。

日本感は薄くなってしまっていますが、押井守監督の映画でも香港のような映像で描かれていたこともあり、日本というよりも発展したアジアのイメージといった雰囲気でしょうか。

 

また随所に出てくるチベット仏教僧でしょうか、アジア系の雰囲気を持った人物たちが集合するシーンがこの映画のポイントになってきそうです。

登場人物として挙げられている「クゼ」は神山健治監督のSAC 2ndGIGの登場人物で、人類の精神の肉体からの解放と統合へ傾倒していく人物。主人公素子との恋愛的なシーンもある人物だったので、最終的なストーリーは科学技術の発展と人類の精神の行き場がテーマとなってくるのではと推測されます。

 

そしてキャストとして発表された時に驚きをもって受け入れられた公安9課課長、荒巻を演じるビートたけしさんもトレーラーには登場していますね!

アニメの髪型になんとか近づけようとしているところに少し笑ってしまいそうになりますが、元々ハードなヤクザ映画なども演じられる方なので画面が引き締まって見えますね。

 

最後に

今回の映像を観て、攻殻機動隊ファンの私としては今回の実写映画が期待できそうだなと思いました。

アメリカでは2017年3月、日本では2017年4月公開予定とのことです。

待ち遠しいですね!

 

 

 

 

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