もうすぐ11ヶ月の我が息子がつかまり立ちやつたい歩きで目が離せず、ブログを書く時間もなかなか作りづらい状況になってますが、とりあえず元気ですと言っておきます。
どうも、孤高のスタイリッシュB型ブロガーみやび☆りゅうです。
最近目にしたニュースについて、どうしても触れずにいられずこうしてペンを手に取らずキーボードを叩いているわたくしです。
そのニュースは2つあるんですが、その内容もさることながら関連性が高すぎていろんなネガティブな未来を想像してしまってヤバいです。
どちらも東洋経済オンラインさんの記事なんですが、まず1つ目がこちらです。
そして2つ目がこちら。
詳しくはリンク先をお読みいただければと思いますが、要するに日本の繁栄は人口ありきで、なおかつその人口は少子化で本当に厳しい状況だよということです。
現在の日本の深刻な少子化
森田:推計ですが、2060年でいちばん多い年齢層は86歳なんです。
木本:ええ⁉ 86歳のお年寄りがいちばん多くなるんですか。
森田:86歳の女性が70万人強になる推計です。
木本:やっぱり女性のほうが長生きする。
森田:男性よりは長生きなのは間違いない。2060年の推計だと、産まれてくる女の赤ちゃんは多めに見積もっても33万人、真ん中で23万人。少ない場合には16万人です。70万人以上いる86歳に対して、生まれてくる赤ちゃんが20万人強だと……。
木本:赤ちゃんは3分の1以下にすぎない。
日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる | TKO木本の「基礎から知りたい」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
記事によると今、日本で生まれる子供の合計特殊出生率は1人の女性から1.45人だそうです。
ものすごくざっくり説明してしまいますが、2人が結婚して1人しか子供が生まれなければ人口減りますよね? 現代では過去の少子化の影響もあって出生率2.07人でも人口は減少方向になるそうです。
当然晩婚化もありますし、経済的な事由も大きいと思います。
このままで行くと西暦3000年以降に最後の日本人がいなくなるとのこと。
まぁ、今この記事を読んでいる人には直接的な関係はないわけですが、ショッキングなことには変わりないと思います。
日本は個人の力ではなく、数の力で戦ってきた
では、日本の実績を「1人あたり」の数値で見直すと、どんな風景が見えてくるでしょうか。きっと、驚かれることと思います。
・日本は「GDP世界第3位」の経済大国である
→ 1人あたりGDPは先進国最下位(世界第27位)・日本は「輸出額世界第4位」の輸出大国である
→ 1人あたり輸出額は世界第44位・日本は「製造業生産額世界第2位」のものづくり大国である
→ 1人あたり製造業生産額はG7平均以下・日本は「研究開発費世界第3位」の科学技術大国である
→ 1人あたり研究開発費は世界第10位・日本は「ノーベル賞受賞者数世界第7位」の文化大国である
→ 1人あたりノーベル賞受賞者数は世界第39位・日本は「夏季五輪メダル獲得数世界第11位」のスポーツ大国である
→ 1人あたりメダル獲得数は世界第50位注:生産性は世界銀行(2015年)、輸出額・製造業生産額はCIA(2015年)、研究開発費は国連(2015年)、ノーベル賞はWorld Atlas(2016年)、夏季五輪メダルはIOC(リオオリンピックまで)のデータをもとに筆者算出まだまだありますが、これくらいにしておきましょう。これだけでも、日本の「全体で見ると高いランキングにいるが、1人あたりで見るとその順位が大きく下がる国」という特徴が浮き彫りになるはずです。これは、単純に日本の人口が多いからです。先進国で1億人以上の人口を抱えている国は、米国と日本しかないのです。
誤解しないでください。私は、「日本人は大したことのない人たちだ」などと言いたくて、これらの事実をご紹介したわけではありません。むしろ長年、日本人の皆さんと働いてきて、日本人の能力の高さに心からの敬意を抱いています。これは私の単なる感覚ではなく、国連の調査でも、日本は「労働者の質」が世界一高い国であることが明らかになっています。
「1人あたり」は最低な日本経済の悲しい現実 | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
記事の抜粋をお読みいただけると分かるように、日本はそれぞれの個人の力ではなく単に人口の多さで戦えてきたというのを感じます。
もちろん私が統計をつぶさに調べたわけではないので異論はあるかも知れませんが、高度経済成長で培われた感覚が今、物の見事に覆されている事象を見るにつけ、これまでは人口増加の恩恵を受けてきただけで、頭打ちから減少に転じるフェーズに入った日本の経済が伸び悩むのも当然ではないかと思います。
結局、経済とは循環で、循環させるパイである人口が大きくなれば成長するし、パイが小さくなれば循環も小さくなり経済は縮小して行くということです。
この記事に対してのコメントを読んでいると「しょーもな、それが何なん?」みたいな意見もありますが、急激な人口減が目前に迫った日本に対して一人当たりの生産性や能力が他国に劣っているという事実があるのであれば、これは由々しき事態ではないかと思います。
ある一個人の所感として
すいません、ここからは本当に私の暴論です。
今、日本でたくさん子供を産めるのは、経済力の高い人か、そういうことを何も考えない人しかいません。若くして結婚して3人以上子供をもうける方も、同様です。
そして、実際に経済力の高い人の数が資本主義のパターンで"Rich get rich , poor stay poor"な世の中ではその数は限られ、結局人口増加を担うのは後者の何も考えない人です。
つまり考えられる能力のある方の遺伝子は自然淘汰され、考えない人の遺伝子が増加します。
技術大国日本、モノづくりの日本の明日を担う人はどこへ向かうのでしょうか。
これを打破するのは、私は個人力だと思っています。
たとえ少子化の中でも能力のある人は出現します。個人の能力を活かすことがこの先の世の中では圧倒的に必要な事項だと思います。
それが旧態依然とした教育現場では、依存と横並びが美徳とされています。
伝統への依存、周囲の人との協調が重視されているのです。
そんな馬鹿げたものが生きたのは全員が労働者となり勤続年数による経済的な優位性が得られた高度成長期だけです。
これからの世の中は全く役に立たない能力だと思います。
独立して自ら考えて行動する能力。
単純労働はAIとロボットにある程度任される世界で、その先へ向かう開発や新たなビジネスを切り拓く能力がなければ、日本は人口減による衰退を迎えるだけなのではないでしょうか。
最後に
日本人には自分も含めてある程度の年齢でも成熟度の低い人が多いように感じます。
自立した大人が、未成熟な子供に対して教える社会であればいいのですが、現代は未成熟な大人が教えている不完全な循環に入ってしまっているのかも知れません。
私の持論では教職者は社会人経験5年以上の方がした方がいいと思うし、福祉どうこう行って税金のバラマキで票集めするようなことを無くして、それらを少子化対策に充てるべきです。
分かりやすく言えば、自分で考えて行動できる子供たちを増やそうよってことです。
皆さんは、これらのニュースに触れて、どう思いましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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