舛添知事の不正がまたもや文春からスクープされたようです。
政治資金収支報告書において、正月に会議を行ったとして会議費として計上した約37万円(2年分)が、実際は家族旅行しかしてなかったとのこと。
当然政治的利用ではないので、政治資金規正法違反に抵触する恐れが極めて濃厚です。
前回、湯河原の別荘通いの件でいよいよ言い逃れできなくなりそうと以前記事にしましたが、持ち前の鈍感力の高さを発揮してよく分からない詭弁を弄してうやむやにしようとしています。
今回のスクープの個人的な感想ですが、前回の公用車の不正利用のスクープの際、文春さんとしてはセンテンススプリング砲がターゲットに見事に命中したので喜んでいたところ、噴煙の中から敵が立ち上がったまま現れたので、焦って第二弾を撃ち込もうと放ったのが今回の政治資金規正法違反のスクープなのではないかと思います。
通常の社会人的感覚として公用車で他県に毎週末通うということの是非を捉えると
会社のお金でタクシーガンガン使って「これも仕事の一環ですから」と言ったとしても、会社も儲かってない上にひどく個人的な理由でタクシーを使っているということに対して少なからず罪悪感を感じるはずです。
感じないとしたら、バランス感覚の欠如している人なのではないかと思います。
そして前回の件でかなり周囲から詰められている部分に関しても、「どこにいても瓦礫の下ならダメじゃん」的な言い訳とも取れる説明をしている時点で、「あぁ、なんてこの人の鈍感力は高いのだろう」と呆れてしまいました。
今、このタイミングでするべき言い訳ではないだろうと。
前回の舛添氏のニュースの時に、少し調べたのですが舛添さん2度の離婚歴があり、初回はフランスの女性と、2度目は片山さつき議員と。いずれも短期で離婚。
現在は元秘書の方と3度目のご結婚で2子をもうけられたそうです。
が、問題は他に2名の女性との間に婚外子が3人いらっしゃって、合計5人のお子さんがいらっしゃるとのことです。
えーと、社会通念上という言い方はあまり好きではないですが、婚外子が3名いらっしゃるってどうなんでしょう。
人間なのでご結婚がうまくいかないこともありますし、婚外子となってしまうこともありますが、ちょっと多過ぎじゃないですかね?
しかもその婚外子は元愛人の方との間らしいのですが、養育費を減らしてくれと要請をしたことがあるとのこと。
はっきり言ってしまえば、この人の責任感はどこに存在しているのか不安です。
地方自治体の首長、ましてや日本の首都東京のトップである方の責任感を疑いたくはないのですが、こう言った事実を知ってしまった今不安感しか残りません。
中国のことわざに「李下に冠を正さず」というものがあります。君子たるもの例え行いが正しくとも周囲から誤解を受ける行為は避けるべきだといった意味ですが、そう言った基本的な責任感や倫理意識がない方は政治家になるべきではないと改めて感じた次第です。
自己顕示欲なら他所でやってくれ。
以上。